ビカクシダに気づく
農園の開園を目指してコーヒーの木を栽培しているうちに、次第にほかの植物にも興味が湧いてきて植物に目がいくようになってきた。
以前の投稿「カフェにはビカクシダが似合う」で、「お義父さんのでかい株から分けてもらった」と書いている通り、お義父さんが昔から育ててきたビカクシダが実は家にあった。しかもかなり目につきやすい場所に結構な大きさですでに育っていて、その存在に今さらながら「気がついた」という感じ。
家から道路に出るまでの小道の脇なので毎日通るし目にしていたはず。なのに、興味がないときはまったく見えてこないから不思議。
ある日突然わっと湧くわけはないので、前からあったのでしょう。
で、そのでかい株の一部を切り崩してもらって、自分が育てる用に分けていただいた。
増やせるかも
株を切って分けることができたのでその方法で増やせることは分かった。
ただ、夏になって葉の裏にたくさん茶色いタネのようなものが付いてるのを見て、これで増やしてみたいと思いたち、
調べると、シダを胞子で増やすのを試している方が何人もいる。
そのなかからわりと簡単な方法を参考にさせていただいて、試してみることにした。
ポイントは、苔やカビなどが生えやすいのでそれらをなるべく防ぐこと。
きれいな土を使ったり、熱湯をかけて他の苔類の芽を殺しておくこと。とのこと。
準備
容器は100均で買ってきた保存容器を使用。
水が抜けないと腐るので、そこに穴を4つ空けた。
土は赤玉の小粒を真ん中くらいまで敷き詰めて、その上にバーミキュライトを。いくつかのサイトで調べた結果、どれが最適という答えはないように思ったので、手元にあったものでまずは試してみる。
その土に熱湯をかけてしばらくおく。
以前に、ちぎって封筒に入れておいた胞子葉を、軽くこすって胞子を集めた。
熱が冷めた土の上にその胞子を適当にばらまく。
霧吹きで胞子を湿らしてから、サランラップで蓋を。
これで一旦完了。
2週間くらいで緑色の前葉体が確認できるとのことで、
これはなかなか楽しみ。これで一気に増えたりして、それ売れるかもなー。
という事でまた経過報告をする予定。