コーヒーの栽培について

コーヒーの木の剪定 その2

以前の記事「コーヒーの木の剪定」のその後。

コーヒーの木の高さは2〜3m程度で抑えめにする

下記の記事でも書いた通り、コーヒーの木は成長しても幹が直径7〜8cm程度 (?) の細さで、基本的に横から吹く風に弱い。

台風7号は結構大きめの台風ということだったが、まあ鉄の支柱で支えているのである程度は大丈夫だろうとほっておいたら、、、まんまと折れた。

支柱の高さより木の方が高いもんだから、ちょうど支えがなくなったところでぽっきり折れた。その時の無念さについては下記記事にて。

台風7号の結果は!最大瞬間風速45秒/mは平気なはずだったが

上部が折れたコーヒーの木
▲上部が折れたコーヒーの木。ちょうど支柱が途切れたところで折れている。
上部が折れたコーヒーの木
▲こちらも同様に上部が折れている。コーヒーの木には支柱が必須。

支柱を木の高さにあわせて最初から高くしておけば良いってこともあるけども、鉄の棒を何本も買うのも費用がかさばるし管理もしづらい。上に伸ばすのは得策ではないんでしょう。
てことで、木の高さは全体的に低く抑えていく。

コーヒーの木の樹高は抑えたいけど収穫量は減らしたくない

木の高さを抑えるとなると、当然収穫量が減ってしまうわけで、他の生産者さんたちは枝を剪定し、枝分かれさせて枝を増やすことで収穫量を増やそうとしている。

▲上に延ばすのではなく、横に広げて収穫量を減らさない工夫。そのためには枝が数多く分岐した状態を作りたい。

で、自分も試してみたというのが以前の記事「ぶった切って枝を増やせ!沖縄のコーヒーの木を剪定」。

枝分かれして来た

以前の記事では「剪定したとこから芽が出て来たけど片方だけ」という中途半端な状態だったが、それは一時的なもの。
かなりの枝でちゃんと両脇から芽が出て枝分かれしてきた。

剪定箇所から芽が2つでているコーヒーの木。
▲芽が2つ出ている
剪定箇所から芽が2つでているコーヒーの木。
▲こちらのコーヒーの木は完全に剪定箇所から枝分かれしている
剪定箇所から芽が2つでているコーヒーの木。
▲見事に分岐している。コーヒーの木の特性バンザイ。

剪定したとこはかなりの確率でちゃんと芽が出ているようで、特に成功と失敗の違いがよく分からない。本当はコツとかあるんだろうか。

来年はコーヒーの実の収穫数が増えるだろうか

あとはこれらの枝に実がつくのを待つだけ。
来年!どうなるか!