コーヒーの栽培について

将来のコーヒー農園の下見に沖縄北部やんばるの森へ

現在自分がコーヒーを栽培しているのは、沖縄県の中部うるま市の露地の畑。親戚の畑を一部お借りしていて、広さは100坪くらい。そこに現在15本の苗を植えている。
ここは家に近い畑として継続してお借りしていきたいと思っている。

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そことは別に、お義父さんが何年も前に購入している土地があり、そこを将来のコーヒー畑として貸してもらうことになっている。

場所は沖縄県北部の「伊豆味」という山間部。昔からミカンなど柑橘類を栽培している人が多い地域で、お義父さんもミカンやタンカンの木を何本も植えている。
沖縄で最初にコーヒーを育てた方は実はこの伊豆味で育てたらしい。だからなんだということではないけどなんとなく心強い感じもする。

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今のところまだ雑草生え放題。これを整備していく予定。

土質

この伊豆味あたりの土質は、石灰質で石が混ざっている水はけの良い土地で、基本的にはコーヒー栽培に適しているだろうと思う。またお義父さんの話では千年前からの落ち葉が堆積して栄養分も豊富だろうとのこと。石がつっかかって掘りづらいだろうと思うけど、それ以外土に関してはかなり良いんじゃないか。

日当たり

すでに背の高い木が多くあり自然のシェードツリーとして期待できる。
ただ斜面は北向きなので日当たりが悪すぎる可能性がなくもない。朝から夕方あたりまでの実際の日当たりを今後調べる必要あり。

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まず山の斜面だし周りに木が多いため何もしなくてもかなり風を防げるはず。他の生産者さんの農園でも山の中は風が防げているらしく、鉄の棒による支柱だけでも問題ないとの話。防風ネットなどは無くても大丈夫かもしれない。

ただ斜面が北に面しているので、台風が通り過ぎる際の「戻ってくる風」が北から吹いてくるため、大きな台風のときにどうなるか。全滅する可能性など考えると恐ろしくて仕方ないが、こんなのは実際体験してみるしか分からない。

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かなりの山奥なので周りは斜面だらけ。風が防げるといいんだが。

お義父さんはこの山を購入するときに3つくらい条件をつけたらしいんだが、そのうちの1つが「近くに川があること」で、すぐ近くに小さいけどもちゃんと川がある。
お義父さん曰くそこからポンプで吸い上げれば水には困らないと。ちゃんとそういうことを考えてあることにただただ感謝。水がなかったら何も出来ないよ。

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道の脇に川が。川の写真忘れた。。

という事で育て始めてみないと分からない部分はありつつも、全体的にはかなり良い条件なのではないか。成長具合の違いを知りたいので、同じぐらいの成長具合の苗を今年から試験的に何本か植えてみようと思う。