2020年はいくつかの木にかなりの数の花が咲き、相当な数の実がなりましたが、最終的な収穫量は非常に少ない結果となりました。
実になっても中身がスカスカの不良になることがあるのですが、今年はその不良豆の割合が非常に高く、半分以上は捨てなければならない状態でした。
それでもそのなかから状態の良いものを集めて、なんとか今年飲める分を確保しました。
2020年の収穫はわずか50グラム
今年収穫したうち、精製、ハンドピックして、焙煎まで済ませた段階で、残ったのはわずか約52グラムでした。ハンドピックしてできるだけ不良豆を除いたということはあるものの、本当にわずかですね。
そして、これをどう飲むかを考えた結果、
- 10グラムは自分でドリップで飲み、
- もう10グラムは以前から応援してくれている友人に送り、
- 残り約32グラムを交流させていただいている眞喜志さんにエスプレッソにしていただくようお願いしました。
眞喜志さんは、手動エスプレッソマシーン「ROKPRESSO」を使用し、さまざまなエスプレッソを抽出されてきている、沖縄のコーヒー仲間 (という紹介でいいですかね。。。)
自分の育てたコーヒーが眞喜志さんの手によりどう抽出されるのか、正直ビビる気持ちもありましたが、それは以前からお願いしたいと考えていたことでしたので思い切ってお願いをしました。
1杯16グラムの豆を使用するとのことで、2杯分です。ドキドキですね。
抽出の具合は
上記の映像と写真を見てもらえば分かる通り、抽出具合はばっちりです。さすが眞喜志さん。見た目がうまそう。
1杯目は眞喜志さんと分けつつそのまま何も入れずに飲むことに。うまかった。良かった。自分のコーヒーはうまい。
2杯目は、自分で育てた蜂蜜と合わせてみることに。
これがね、まじで、めちゃくちゃ美味かった。。。蜂蜜がうまいだけなのかも知れないんだが、このコーヒーの香りとの相性は非常にいい。いいもの作れている気がする。はやくみんなに飲んでもらいたいわー。。
すべて沖縄産の蜂蜜エスプレッソですよ。これはすごいと思う。
そしてさらにミルクを加えて蜂蜜入りアイスカフェラテ。これもね、美味しかった。多くの方はこっちのほうが好きなんではないかな。
やはりお願いしてよかった。自分が育てたコーヒーの、現時点で最も美味しくいただける状態にしてもらったと思います。わずか2杯でしたが、これがいまの最高の状態だなというのがなんとなく実感できたんじゃないかと。
まだまだ美味しさを引き上げられる可能性も感じます。いや、いい時間だった。また来年、よりうまいコーヒーにするべく精進して参ります。
眞喜志さん、また来年最高の遊びに付き合っていただきたいな―。