2018年は前年に比べて育つのが早い
花が咲くのも実がなるのも、実が赤くなるのも前年2017年より3ヶ月くらい早い。
昨年は10月上旬くらいに赤くなりはじめたが、今年は7月中旬にはちらほら赤くなっていった。
早い原因は分からない。
他の生産者さんの話を聞くと、自分と同じくらいの時期に花が咲いているようだし、自分の昨年が遅かっただけかもしれない。
昨年より花の数が多く、木や葉の勢いもよく感じるので、その分「早さ」にも影響が出ているのかもしれない。
予想外のこと
ただ、そこからはちょっと予想してないことが起きた。
赤くなりはじめてからだいたい2週間くらいで結構な濃さになり、今年の初収穫を楽しみにしていた。
と、思っていたら赤くなっていたはずの実が枝からなくなっていて、周りを探したら下に落ちていた。むかつくカタツムリにやられたかなと見てみたが特にその跡はなし。
まあしようがないので、豆だけとって来年植える種にしようと思って果実を剥いたらなんと死豆だった。パーチメントはしっかりあるが、その中の豆部分が、水分なくしわしわの黒色の状態。
もう一つ赤くなっている実も調べてみたらなんとなんとそれも死豆。
昨年植えた豆が、全滅して芽が出なかったときのことが頭をよぎる。いやーこわい。
なんで死豆になったのか?
ただちょっと思うのは、この二つの実は他の実よりも飛び抜けて早く赤くなっていたので、なんかちょっと違和感はあった。
そして見た目もちょっと違和感があって、表面に若干シワがあるというかツヤが少ないというか。
早く赤くなるのは何かしら異常があって、種に行くはずの栄養が果実部分に行ってしまって先に赤くなるのか、とか。
他の木でも同じようなシワっぽいのがあったら確かめてみよう。
全体的には順調か
幸先はあまりよくなかったものの、8月上旬の現在、コーヒーの木全体的にはよい状態な気がする。
上述したように昨年は豆が全滅したので、今年は水やりや肥料などこまめに気をつけて手を入れている。
現在緑色の実は全体的に膨らんできて、ツヤもいい状態に見える。水やりの成果が出てるんではないか。
まだ緑色のコーヒーの実を割って調べてみた
緑色の実を適当に10個取って一応調べてみた。まだ緑色のコーヒーの実の真ん中からカッターでばっさり。中の状態を見てみた。
瑞々しいし、いい香り。死豆になりそうな不良な感じはしない
問題ないんじゃないか!これは!
さてさてこれからどうなるか。